「よみくだし文」の版間の差分

# <!--(主に)-->[[漢文]]を、[[返り点]]などの[[訓点]]、[[ふりがな|振り仮名]]・、[[おくりがな|送り仮名]]などの[[助字訓点]]でにしたがって、<!--和文({{おくりがな2|専|もっぱ|ら|もっぱら}}[[文語]])読みして、-->[[日本語]]に直訳した[[文章]]([[日本語]])。<!--本来は、[[漢字]][[片仮名]]混じり文で[[あらわす|著される]]-->

#（転じて）漢文調、或いは、和製漢文(訓読文)で書かれた古典を、最小限の現代語訳を行うもの。稀に、源氏物語のような和文の古典に対しても、完全現代語訳(意訳)せずに、直訳したものも読み下し文、或いは、書き下し文と、表記する場合がある。

<!--[[訓読]]{{wp|訓読}}・[[訓読文]]を[[語源]]として、より解り易く[[口語]][[表現]]の完全な[[日本語]]に[[直訳]]することを指す。-->'''よみ'''は動詞「よむ」の連用形、'''くだし'''は動詞「くだす」の連用形が名詞化したもの。'''よみくだす'''とは訓読すること。本来の漢用字は、'''訓み下し文'''だが、'''[[訓]]'''の常用漢字としての読み方から外れるので、'''読み下し文'''と書いても正しい事になる。