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===形容詞===
[[Category:{{ja}}_{{adj}}]]
'''おおきい'''【[[大]]きい】
#[[空間]]や[[場所]]を[[おおいに]][[しめる|占め]]ている。容量の[[おおい|多い]]さま。
#:誠太郎、御前はベースボールばかり遣るもんだから、この頃手が大変'''大きく'''なったよ。頭より手の方が'''大きい'''よ。([[w:夏目漱石|夏目漱石]] 『それから』)
#[[数量]]や[[規模]]が、一定の[[基準]]を[[こえる|超えて]]いる。
#:重量が'''大きい'''荷物。
#(抽象的な状態などが)[[はなはだしい]]。
#:[[欧州]]の[[大戦]]と[[婦人]]の職業戦線の[[拡大]]、[[労資]]の問題の[[擡頭]]、[[民衆]]の[[階級]]としての[[自覚]]、その[[解放]]のための[[運動]]は、日本でも[[恋愛]]と[[結婚]]との[[実際]]に'''大きい'''[[影響]]と[[変化]]とを与えた。([[w:宮本百合子|宮本百合子]] 『若き世代への恋愛論』)
#目指す[[位置]]や存在感が、[[現実]]や[[平均]]的な物を超えている。
#:'''大きい'''夢を描く。
#[[他人]]に対して[[寛容]]である。[[包容]]力がある。
#:私が漱石と直接に接触したのは、漱石晩年の満三個年の間だけである。しかしそのおかげで私は今でも生きた漱石を身近に感じることができる。漱石はその遺した全著作よりも'''大きい'''人物であった。([[w:和辻哲郎|和辻哲郎]] 『漱石の人物』)
{{日本語活用|おおき|かろ|かっ<br>く|い|い|けれ|○|口語}}
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