日本語 編集

名詞 編集

そっせん

  1. 自ら先頭に立って物事をすること。
    • 率先垂範。率先躬行。率先者

動詞 編集

  1. 自ら先頭に立って物事をする。
    • 率先して挨拶する
    • 万民を王化に浴させたい。あの尾州あたりが他藩に率先して朝廷へ返上したのも、その趣意から出たことじゃありませんか。(島崎藤村「夜明け前 第二部下」)
    • 原爆を第一に経験した日本の住民が、世界の平和投票に率先しないなら、それは、われわれが生きる権利をすててしまっているも同然である。(宮本百合子「いまわれわれのしなければならないこと」)

活用

サ行変格活用
率先-する

副詞 編集

そっせん

  1. 自ら先頭に立って物事をするさま。
    • 徳川家康入府の際には、率先その旗下に參じて忠誠を盡し、大名にも取立てらるべき筈のところ、俄に大患を發したのと、日頃隱遁の志があつたために、身を退いて巣鴨に隱れ、(野村胡堂「錢形平次捕物控 系圖の刺青」)