日本語

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名詞

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(きよう)

  1. にしか使われないという性質。
    • 書架スペースの不足に悩む大学の中には、委託保管コストと建設コストを比較して、稀用資料を倉庫業者に委託保管するところもでてきている。(国立大学図書館協議会 保存図書館に関する調査研究班「保存図書館に関する調査研究報告書」)〔1994年〕[1]
    • これまでの方言調査ならば共通語の稀用語も安易に切り捨てることなく、方言における使用を一応確認してきたが、今後は調査しても一層成果があがりにくくなるであろう。(中井 幸比古「日本語アクセントに関する3つの問題―音調意識、アクセント規則の有効性、類別語彙―」)〔2015年〕[2]
    • コロナ禍は主要生薬のみならず稀用生薬の国内生産も必要であることを私たちに知らしめました。(薬用植物栽培研究会第3回研究総会実行委員会「第3回研究総会の延期について」)〔2020年〕[3]

複合語

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出典

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  1. 国立大学図書館協議会 保存図書館に関する調査研究班 (1994)「保存図書館に関する調査研究報告書」, 第Ⅲ章 調査・分析編, 第1節 保存システムに関する内外の動向, 1.国内の動向, https://www.janul.jp/j/publications/reports/44/44_0.html
  2. 中井 幸比古 (2015)「日本語アクセントに関する3つの問題―音調意識、アクセント規則の有効性、類別語彙―」, 神戸外大論叢, 65巻, 1号, pp.3-30, http://id.nii.ac.jp/1085/00001703/
  3. 薬用植物栽培研究会第3回研究総会実行委員会 (2020)「第3回研究総会の延期について」, https://www.e-nae.com/news/20200727.php, 2023年2月21日閲覧。