日本語

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慣用句

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なが

  1. 生命を賭けた事態となる。
    • 諸君、僕は幸徳君らと多少立場を異にする者である。僕は臆病で、血を流すのが嫌いである。幸徳君らに尽く真剣に大逆を行る意志があったか、なかったか、僕は知らぬ。(徳冨蘆花 『謀叛論(草稿)』)
  2. 犠牲を払う。
    • 元来は、生命にかかわる犠牲に用いたが、近年は意味が軽く扱われる傾向にある。
    • 清い正しい奉教人がその清さ正しさのために捕へられて、見よ、あの殉教の丘で何人の人々がその血を流し、又、生きながら焼かれて死んだか。(坂口安吾 『わが血を追ふ人々』)

関連語

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