詮索(せんさく)
- 細かく調べること。
- こんな平凡な景色の記憶がこんなに鮮明に残っているには、何かわけがあったに相違ないが、そのわけはもう詮索する手づるがなくなってしまっている。(寺田寅彦 『涼味数題』)
- あれこれ細かく憶測すること。
- 島原から天草にかけてを、国立公園にするとかしないとか、いろいろ取沙汰されていながら、なかなかその運びにいたらないのは、このような土地の人々の不熱心の然らしむるところか。だが、そのような詮索は、私にとつては、必しも必要なことではない。(長谷健 『天草の春』)
語義1
- 名詞
- 動詞