貫禄 (かんろく)
- 外見や態度などから感じられる威厳。
- (「貫禄がつく」などの形で)太ることの諧謔的表現。
- 「貫」は、知行地からの収穫を銭に換算した「地行高」、「禄」は主人からの与えられる給与で、「貫」「禄」を合わせて武士の地位の尺度を言った。
- 俗に「貫録」とも書かれることがある[1]。
- 一時期、新聞では日本新聞協会用語懇談会によって定められた「貫録」を代用語として用いられていたが、現在では本来の用字「貫禄」に戻すよう指示されている[要出典]。
- ↑ 例:『黒髪夜叉 前編』(前田曙山 著, 新作社 1926)