跂 行 喙 息(きこうかいそく)
- (「跂」は、虫のように足が「枝」のように何本も分かれていること。「喙」はくちばし。何本もの足で歩くものやくちばしで息をするものの意)生きとし生けるものすべて。
史記・匈奴列伝
- 【白文】元元萬民下及魚鱉上及飛鳥跂行喙息蠕動之類莫不就安利而辟危殆
- 【訓読】元元萬民、下は魚鱉に及び、上は飛鳥及ぶ、跂行喙息、蠕動之類にして、安利に就かざるはなく、而して危殆を辟く。
- 【意味】元来すべての民はおろか、下は魚から上は鳥、虫けらやもぞもぞ動くものに至るまで、安心して生活することを望まないものはなく、危険は避けようとするものである。
跂 行 喙 息(qí xíng huì xī)
- (日本語に同じ)