bis de eadem re ne sit actio
ラテン語
編集成句
編集- (大陸法系の訴訟法学)一事不再理。
語源
編集- 副詞bis「ふたたび」
- +前置詞dē(名詞の奪格形を伴って)「~について」+eādem(形容詞īdem「同じ」の女性単数奪格形)+rē(女性名詞rēs「事案」の単数奪格形)
- 合わせて「再び同じ事案について」
- +接続詞nē(接続法を伴って)「~ないようにせよ」「~ことなかれ」+sit(コピュラesse「ある」の接続法能動態三人称単数現在形)+名詞āctiō「訴訟(が)」
- nēは要求話法として接続法の文を導き、否定の願望、命令を意味する。その文が現在形であれば、これからのことについて否定の願望などを意味する。
- 文の主語はāctiō。
- 合わせて「訴訟がないようにせよ」
- 全体で「再び同じ事案について訴訟がないようにせよ」となる。
諸言語への影響
編集ラテン語: nē bis in idem