mũhĩrĩga
キクユ語
編集異表記・別形
編集語源
編集発音
編集- Benson (1964) では声調クラスの分類は「クラス4」で、他に同クラスの3音節語幹語には kĩhengere、ngagaca、kĩariũngũ などがある。あるいは「クラス14」(語例: thabai)とされている。
- 〔キアンブ方言〕
- 〔カベテ方言〕Kagaya (1981:8,10) によると孤立形は [mòhèɾèɣà] で、後ろに nĩ がある場合は [mòhèɾéɣá né]、前に nĩ がある場合は [né móhèɾéɣá]、前に ti がある場合は [tí móhéꜜɾéɣá] となるなど、前後に他の語が存在するか、存在する場合はどのような種類の語であるかによって声調の変動が見られる[2]。
- 〔リムル方言〕湯川 (1981) では thakame、mũgagaca、mũthangiri、mũtongoria などと同じアクセントの型に分類されている[3]。
名詞
編集- 氏族。クラン。伝承においてギクユ(Gĩkũyũ)とムンビ(Mũũmbi)の娘たちである
- ワンジル(Wanjirũ)
- ワンボイ(Wambũi)
- ワンジェリ(Wanjeri、あるいはワチェラ (Waceera))
- ワンジク(Wanjikũ)
- ニャンブラ(Nyambura、あるいはワキウル (Wakĩũrũ))
- ワイリモ(Wairimũ)
- ワイゼラ(Waithĩra、あるいはワンゲシ (Wangeci))
- ワンガリ(Wangarĩ)
- ワングイ(Wangũi)
- ワムユ(Wamũyũ)
- Anjirũ
- Ambũi
- Aceera
- Angacikũ
- Ambura(あるいは Ethaga、Akĩũrũ)
- Airimũ(あるいは Agathigia)
- Aithĩrandũ(あるいは Angeci)
- Angarĩ(あるいは Aithekahuno)
- Angũi(あるいは Aithiegeni)
- Aicakamũyũ
- の区分を指す。
部分語
編集ことわざ
編集脚注
編集- ↑ "mũhĩrĩga" in Benson, T.G. (1964). Kikuyu-English dictionary, p. 158. Oxford: Clarendon Press.
- ↑ Kagaya, Ryohei (1981). "An Analysis of Tonal Classification of Noun in the Kabete Dialect of Kikuyu." In Journal of Asian and African Studies, No. 22.
- ↑ 湯川, 恭敏「キクユ語名詞アクセント試論――リムル方言について――」『アジア・アフリカ言語文化研究』第22巻、1981年、 75-123頁。
- ↑ 杜, 由木『夜には、夜のけものがあるき 昼には、昼のできごとがゆく』東京図書出版、2015年。 ISBN 978-4-86223-828-3
- ↑ ガンガ伸子、サイモン・ピーター・ガンガ (2013).「ケニア・キクユ族の親族制度と子どものネーミング・ルール」 『長崎大学教育学部社会科学論叢』, pp. 25-33.
参考文献
編集- Gakaara wa Wanjaũ (1998). Mĩhĩrĩga ya Aagĩkũyũ. Karatina: Gakaara Press .
- Karanja, James (2015). The Missionary Movement in Colonial Kenya: The foundation of Africa Inland Church. Göttingen: Cuvillier Verlag. p. 79 . ISBN 978-3-86727-856-0
- Mugo, E. N. (1982). Kikuyu People: A Brief Outline of their Customs and Traditions. Nairobi: Kenya Literature Bureau .
関連文献
編集- Gathigira, Stanley K. (1933). Miikarire ya Agikuyu. Karatina: Scholar's Publications.
外部リンク
編集- Mĩhĩrĩga ya Agĩkũyũ - Aramati Thingira(2019年1月23日付のアーカイブ)