mũricũ

キクユ語

mũricũ (Acokanthera schimperi)

mũricũ (A. oppositifolia)

異表記・別形

• muricu, mũriicũ

語源

マサイ語 ol-morijoi〈サンタンカモドキ属の植物〉と関連があると思われる。

発音

• IPA(?): /mòɾíːɕóꜜ/

この i は長母音である。

Benson (1964) では声調クラスの分類は「クラス7」で、他に同クラスの2音節語幹語には kĩmitũ、njata などがある。

名詞

mũricũ クラス3（複数: mĩricũ）

1. キョウチクトウ科サンタンカモドキ属の樹木。Acokanthera schimperi（syn. A. friesiorum）および A. oppositifolia（syn. A. longiflora）。2種とも果実（ndiicũ）は熟した状態であれば食べることが可能である。かつてキクユ人 ^(wp)は樹液や樹皮を煮沸したものを矢毒として用いており、現代においても少なくとも A. schimperi がポコット人 ^(wp)（Pokot）、カンバ人 ^(wp)、キプシギス人 ^(wp)、エンブ人 ^(wp)（Embu）、ザラカ人 ^(wp)（Tharaka）、マサイ人 ^(wp)によって矢毒として用いられている。

参照

• mũũrũrũ