matũũra
キクユ語
編集異表記・別形
編集- IPA: /màtóːɾǎꜜ/
- Benson (1964:xxiv–xxv) によると孤立形の声調パターンは最も低い音節を1とすると「2、3、1かつ昇」であるが、前に nĩ を置いて Nĩ matũũra.「村々である。」と言う場合は nĩ を含めて「3、3、2、1かつ昇」、前に ti を置いて Ti matũũra.「村々ではない。」と言う場合は ti を含めて「2、2、2、1かつ昇」となるなど、前後に他の語が存在するか、存在する場合はどのような種類の語であるかによって声調の変動が見られる[1]。また Clements (1984:289) によると孤立形あるいは前に ndinoona〈私は(少し前には)見なかった〉がある場合は [(ndìnɔ̀ɔ́nà) màtòórǎ] で、前に nyonire〈(今日)私は見た〉がある場合も [ɲɔ̀nírɛ́ màtòórǎ] となる[2]。その他の声調もしくはアクセントに関する情報は itũũra を参照。
名詞
編集matũũra クラス6
脚注
編集- ↑ Benson, T.G. (1964). Kikuyu-English dictionary. Oxford: Clarendon Press.
- ↑ Clements, George N. (1984). "Principles of tone assignment in Kikuyu." In Clements, G.N. and J.A. Goldsmith (eds.) Autosegmental studies in Bantu tone, pp. 281–339. Dordrecht: Mouton de Gruyter; Foris Publications. ISBN 90 70176 97 1 NCID: BA00490049