ラテン語 編集

成句 編集

omnēs viae Rōmam dūcunt

  1. 全ての道はローマに通ず

語源 編集

形容詞omnēs(omnisの女性複数主格形。omnisは複数形のとき「(名詞の複数形を伴って)全ての」を意味する)
+名詞viae(第一変化の女性名詞via「道」の複数主格形)
あわせて「全ての道が」
+名詞Rōmam(第一変化名詞Rōmaローマ」の対格形。対格は直接目的語を表す格だが、ここでは方向の用例である)「ローマへ」
+動詞dūcunt(第三変化動詞dūcere(名詞の対格形を伴って)「~を導く」の直説法能動態現在三人称複数形)
あわせて「ローマを導く」
omnēs viaeが動詞dūcuntの主語。文がSOVの形になっている。
全体で「全ての道がローマを導く」となる。