古典日本語

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形容詞

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あだしし、し】

  1. ほかの、の、な。
    あひかたき きみにあへるよ ほととぎす あだしときゆは いまこそなかめ (万葉集/第十巻/1947)
基本形 語幹 未然形 連用形 終止形 連体形 已然形 命令形 活用の種類
あだし あだ (-しく) -しく -し -しき -しけれ シク活用
-しから -しかり -しかる -しかれ
  • 一般に、連体形ではなく終止形がそのまま体言を修飾する。