あんよは上手、転ぶはお下手(あんよはじょうず、ころぶはおへた)
- 幼児が歩いた時や幼児の歩く練習をさせる時に、周りの人が囃す言葉。
- いふに主従声揃へ、てうちてうちあはゝ、つぶりてんてんよ、かいぐりかいぐりかいぐりよ、あんよは上手転ぶはお下手、――「荒御霊新田神徳」『江戸作者浄瑠璃集』水谷不倒生校訂、博文館、1898年8月、227頁。
- これではいつまでも小学児童を「あんよは上手ころぶはお下手」流に見て、また、それをやらして悦に入つてゐると、大差はありません。――北原白秋「児童自由詩鑑賞」『白秋全集』第18卷、アルス、1930年5月、111頁。