日本語 編集

語源 編集

花畑接頭辞を付したもの。

名詞 編集

おはなばたけ

  1. 花畑美化語
    • 芍薬か、牡丹か、菊か、猿が折つて蓑にさす、お花畑のそれでなし不思議な花よ。(泉鏡花『紅玉』1913年)
  2. 森林限界より標高の高い場所に発達する、多年生植物草原
    • 立山の弥陀ヶ原、五色ヶ原及び雲ノ平の如きは、孰れも二五〇〇米に近い高原で、偃松があり、残雪があり、お花畑があり、清い水の流れは石原に湛えて幾つかの小池となり、朝には雲を浮べ夕には星を宿している。(木暮理太郎『南北アルプス通説』1930年)
  3. ただの理想であり、現実にはなりそうもない空想妄想。また、そのようなことを考えている人物