古典日本語
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ことごとし【事事し】
- 大袈裟だ。仰々しい。
- 先師(=松尾芭蕉)曰く「しかり。かれ(=宝井其角)は定家の卿也。さしてもなき事を、ことごとしくいひつらね侍る、ときこへし評に似たり」。
- 先生がおっしゃった、「確かに、彼は定家卿だね。ちょっとしたことを、大げさに表現すると評されたのに似ているよ」
基本形 |
語幹 |
未然形 |
連用形 |
終止形 |
連体形 |
已然形 |
命令形 |
活用の種類
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ことごとし
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ことごと
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(-しく)
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-しく
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-し
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-しき
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-しけれ
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○
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シク活用
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-しから
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-しかり
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○
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-しかる
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○
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-しかれ
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