古語日本語 はべり
はべる【侍る】
- 傍に控える、待機する:仕える。
- 卒業式、卒業の祝宴、初めて席に侍る芸妓なるものの嬌態にも接すれば、平生むずかしい顔をしている教員が銅鑼声を張り上げて調子はずれの唄をうたったのをも聞いた。(田山花袋『田舎教師』)
活用と結合例
各活用形の基礎的な結合例
意味 |
語形 |
結合
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否定 |
はべらない |
未然形 + ない
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意志・勧誘 |
はべろう |
未然形音便 + う
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丁寧 |
はべります |
連用形 + ます
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過去・完了・状態 |
はべった |
連用形音便 + た
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言い切り |
はべる |
終止形のみ
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名詞化 |
はべること |
連体形 + こと
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仮定条件 |
はべれば |
仮定形 + ば
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命令 |
はべれ |
命令形のみ
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古典日本語
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