さよなら三角またきて四角
日本語
編集成句
編集さよなら三角またきて四角 (さよならさんかくまたきてしかく)
- 別れの挨拶の言葉遊び、童謡。さよならの歌。
- 左様奈良三角 又来て四角 四角は豆腐 豆腐は白い 白いは兎 兎は跳ねる 跳ねるは蚤 蚤は赤い 赤いはホウヅキ ホウヅキは鳴る 鳴るは屁 屁は臭い 臭いは便所――佐藤三次郎「第18章 遊びと唄」『北海道幌別漁村生活誌』アチックミューゼアム〈アチツク ミユーゼアム彙報 第十九〉、1938年7月、214-215頁。
- 福岡では、「さよなら三角またきて四角、四角は豆腐、豆腐は白い、白いは兎、兎ははねる、はねるはかへる、蛙は青い」。――小寺融吉『郷土民謡舞踊辞典』冨山房、1941年3月、210頁。
- さよなら三角、またきて四角特別の意味はない。「さよならさんかく」と頭韻をふみ、「またきて」は次に会うことのたのしみ、「四角」は「三角」につづく連想で意味はない。――志波末吉、久米井束「かえり道」『表現を育てる新読本指導書』こくご三、工業新聞社出版局、1947年5月、49頁。