アンモナイト
日本語
編集語源
編集英語 ammonite からの借用語 < フランス語 ammonite < ラテン語 Ammōn < 古典ギリシア語 Ἄμμων (Ámmōn) < 古代エジプト語 jmn
- 古代エジプトの太陽神アモン (Ammon)と、鉱石名を表す接尾辞-iteからなる。殻がアモンの角に似ていること、すでに絶滅して化石のみが残っていることから。フランスの動物学者のジャン=ギヨーム・ブリュギエール(Jean-Guillaume Bruguière: 1749年? - 1798年)による造語と言われる。
発音
編集名詞
編集アンモナイト
- (頭足類) 軟体動物門頭足綱アンモナイト亜綱に属する軟体動物の総称。ただし、分類には異論が多い。デボン紀から白亜紀にかけて繁栄した。オウムガイの近縁種で海生。平面的に巻いた殻を有し、直径2センチメートルから2メートルを超えるものまで多種多様。世界各地で化石が出土しており、日本では北海道での出土数が特に多い。地質学研究の場では、示準化石として扱われる。観賞用に販売される化石も多く、中でも光沢を放つ化石(アンモライト)は、しばしば宝石として珍重される。アンモン貝。菊石類。
翻訳
編集訳語
- イド語: amonito (io)
- インターリングア: ammonite (ia)
- 英語: ammonite (en)
- エスペラント: amonito (eo), amonit (eo)
- カタルーニャ語: ammonit (ca)
- スペイン語: amonites (es) 男性, amonita (es) 女性
- 中国語:
- 朝鮮語: 암모나이트 (ko) (ammonaiteu)
- フィンランド語: ammoniitti (fi)
- フランス語: ammonitef (fr)
- ポーランド語: amonit (pl)
- ルーマニア語: amonite (ro)
- ロシア語: аммонит (ru) (ammonit)