トーク:さがす
目的語
編集この版での「場所が目的語に来る場合」について補足しておきます。ウェブでの「自宅を探す」用例をみますと「地図上で自宅を探す」意味での記述が多いながらも「自宅の中を捜す」意味での記述があり、大辞林の「さがす」の項目でも区別されているようですので、用法として付記しました。「自宅を捜す」は曖昧なので、例文としてはもっと適切なものがあるといいのですが。 --Whym 2008年11月9日 (日) 10:55 (UTC)
探す、捜すの使い分け
編集探す、捜すを使い分けるべきかどうかは、議論のあるところだと思います。過去の版では使い分けの説明と、例文との食い違いが見られることを述べたところ、現在の版ではその部分は削除されました。それはそれでひとつの見識かと思いますので、当面は現在の版のままでよろしいかと思います。--ShikiH (トーク) 2014年10月4日 (土) 13:45 (UTC)
語釈について
編集ShikiHでございます。現在の版の語釈について若干の疑問がありますが、少しばかり様子を見て、諸兄のご意見が書き込まれるようであれば承って、いささか変更したいと思います。エリック・キィさんにとって、この項目ばかり編集する負担が大きいようであれば、どうぞしばらくお休みください。私の思う語釈の疑問とは以下のようなものです。
- 遺失物を取り戻そうと努力する。(例)なくした保険証を探している。
保険証をどこで亡くしたかによりますが、自宅でなくしたとか、会社の机の奥の方にあったとかいう場合、遺失物とは言わないでしょう。老人が眼鏡を置き忘れ、日に何度も大騒ぎして見つけ出す、もここに入ろうかと思いますが、遺失物とは言いません。
- その場にいない人間と会おうと試みる。
今、わたしの大学時代の友人はここにはいませんが、会おうと試みる場合は電話します。でもそれを「さがす」とは言わないでしょう。
だいたい以上です。今確認したところ Ryotaさんがすでに改稿なさっていましたが、このまま投稿いたします。ごめん下さい。--ShikiH (トーク) 2014年10月4日 (土) 14:09 (UTC)
- こんばんは。より定義を厳密なものにしていこうと努めたつもりではございましたが、結局は穴だらけでございました。ご指摘を受けて少し考えさせて頂きました。それでは、いずれも「所在が分からない物/人を見つけようとする」という表現に置き換えるという案はいかがでしょうか。このようにすれば、ShikiHさんが挙げられたような「さがす」という言葉が当て嵌まらない概念をもう少しうまく遮断できるやもしれません。Eryk Kij (トーク) 2014年10月4日 (土) 15:31 (UTC)
- おおむねそれでいいのではないかと思います。私が勝手に付け加えてしまった部分のうち現在の版で1.1.4にあたる部分も、この定義の下にまとめることができそうです。
- あと、「何らかの条件に沿うもの」という意味で、現在の版の1.1.3に近いかと思いますが、「仕事を探す」「ネタを探す」「利点を探す」あるいは「あらを探す」「違いを探す」「ひび割れを探す」といった用例もあるかと思います。--Ryota7906 (トーク) 2014年10月5日 (日) 12:13 (UTC)
- ありがとうございます。なお参考となりますが、手元にございます『講談社 カラー版 日本語大辞典』(1989年の初版)の「さがす」の項は、
- 1. 欲しいものを見つけ出そうとする。もとめる。たずねる。search for 用例: 本を―。職を―。あらを―。
- 2. ((主として「捜す」で))見えなくなったものを見つけ出そうとする。hunt 用例: 犯人を―。落とし物をー。
- という語釈となっています。前者は1-1-3、後者は1-1-1および1-1-2の素とさせて頂いたものでございます。しかし、すると今度は「犯人」の扱いが悩みどころとなって参ります。「犯人」は多くの場合<人間>もしくは<人格を持った生き物>である為そのまま1-1-2に落ち着かせてしまうという手段も考えられますが、一方ではRyota7906さんが新たに追加して下さった1-1-4の語釈中の「位置」を比喩的あるいは心理的な「位置」<犯人の居所>と解釈してこちらに置く、という案もございます。
- しかし、折角の場でございますのでまだ動いたりなどはせず、もう少しばかり様子をうかがう事と致します。Eryk Kij (トーク) 2014年10月5日 (日) 13:49 (UTC)
- 1.1.4については、1.1.1の持ち運び可能なもの(いわゆる動産)のほかに、建物のような不動産や特定の場所・住所といった移動不可能なものもある、ということを示したかったのですが、現在の語釈(「目的とする対象の位置を特定しようとする」)は誤解を生んでしまうものになってしまっていましたね。申し訳ありません。「犯人を探す」は単純に人間と捉えればいいと思います。
- ただ「犯人を探す」の場合、犯人の人定がすんでいる場合はそれでいいでしょうが、まだ特定に至っていない犯人を探り出そうとしているという状況だと、1.1.3に当てはまる気もするので、ちょっとまた別の厄介な問題が出てくる気もします。--Ryota7906 (トーク) 2014年10月5日 (日) 23:01 (UTC)
- ありがとうございます。なお参考となりますが、手元にございます『講談社 カラー版 日本語大辞典』(1989年の初版)の「さがす」の項は、