日本語

編集

名詞

編集

ナンピン まれ、語源参照】

  1. (相場用語)相場取引の手法の一つ。株式相場商品が下降局面にあるときに、高値で買った当該商品を保有している者が、買い増しを行って平均取得価格を下げ、相場の再上昇により、損失解消をもくろむ手法。現物の相場取引では、ナンピンといえばナンピン買い(-がい)と同意語であるが、信用取引等においては、相場の上昇局面において、さらに売るナンピン売り(-うり)もあるため、「買い」又は「売り」をつけて区別する。
    • 例:1株500円で1万株を購入した後に、株価が400円まで下落した場合、この時点で1万株のナンピンを行う(1株400円で1万株を買う)ことで、株価が450円を超過して回復すれば損失を解消することができる。

語源

編集
  • 「難」(困難、難儀)を「平」らにする(平均化する)ことから。江戸期の米相場における用語を起源とする。

翻訳

編集