一膳飯は食わぬもの(いちぜんめしはくわぬもの)
- 一膳飯は縁起が悪いこと。
一膳飯は葬儀の時に死者に供えるものであることから。また、一膳飯は賤民の食事であることから、ともされる。
- ↑ 『神野部落誌』神野部落誌編纂会、1980年1月、664頁。
- ↑ 『明宝村史』通史編 下巻、明宝村、1993年7月、1074頁。
- ↑ 上田勝見、阿部日吉『瀬戸内海志々島の話』讃文社印書館、1984年2月、259頁。
- ↑ 『袖川村誌』袖川村教育会、1916年9月、180頁。
- ↑ 藤沢衛彦『図説 日本民俗学全集』第4巻(民間信仰・妖怪編)、あかね書房、1960年8月、65頁。
- ↑ 荒岡一夫『美馬の民俗』前編、荒岡一夫、1963年12月、232頁。
- 中野吉平『俚諺大辞典』東方書院、1933年10月、89頁。
- 『大辞典』第2巻、平凡社、1934年8月、415頁。