亡羊補牢
日本語
編集成句
編集- 問題が発生した後でも、それを反省し対策を講ずれば役に立つし、そうすべきであるということ。単なる、後の祭りや「泥棒を捕らえて縄を綯う(泥縄)」の意でないことに注意。
由来
編集戦国策・楚策。戦国時代の楚の襄王の家臣荘辛は諫言により、遠ざけられた。後に、襄王は秦に攻められ荘辛のもとへ逃げ、対策を求めたが、その時の出だしの言葉。
- 【白文】見兎而顧犬未為晚也 亡羊而補牢未為遲也
- 【訓読】兎にまみゆに犬を顧みる、未だ晚しとせず。羊を亡いて、牢を補ふ未だ遲しとせず。
- 【意味】兎を見つけて、犬のことを思い出したとしても、まだ手遅れではありません、羊が逃げて、檻を補修してもそれでも遅くないのです。
中国語
編集成句
編集亡 羊 補 牢(wáng yáng bǔ láo 簡体字:亡羊补牢)
- 過ちを改めるのに遅いということはないということ。