六 点 漢 字(ろくてんかんじ)
- 従来の6点式点字を複数並べることにより漢字一字を表した点字。長谷川貞夫が考案し、1972年に発表した。
- 基本は「前置符号」「音読み符号」「訓読み符号」の3字分の幅で表現する。
- 前置符号は漢字音の特徴(ツ音、ク音など)に応じて変える。
- 濁音は六点漢字用に作られた専用の符号を用いて1字分の幅で表す。
- 音読みしか持たない漢字の場合は、その漢字のもつ部品を訓に当てる。
- 音読み訓読みの組み合わせが衝突する場合は、一方を別の前置符号に変える。(「考」「構」「香」「硬」がその好例)