日本語

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別表記

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名詞

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(きょうき、歴史的仮名遣い:きょうき、「兇器」の「同音の漢字による書きかえ」)

  1. 刀剣などの殺傷するために用いられる道具
  2. 不吉なもの。転じて、軍事力。
    • 德蕩乎名,知出乎爭。名也者,相軋也;知也者,爭之器也。二者凶器,非所以盡行也。(『荘子』人間世)
    • 兵者凶器也、爭者逆德也。(『尉繚子』兵令上)

表記

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  • 同音の漢字による書きかえ」(1956年)には、「兇器」の書きかえとして「凶器」が掲げられているが、それ以前からどちらの表記も用いられている。例えば、大日本国語辞典には「兇器」と「凶器」の両方が掲げられている[1]

翻訳

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脚注

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  1. 上田万年松井簡治『大日本国語辞典』 金港堂書籍、第1巻、1915年10月8日、紙面1172ページ、デジタル599ページ、全国書誌番号:43022818、国立国会図書館デジタルライブラリー pid 954645/599