Unicodeでは複数の字種を同一コードポイントに収めているため、お使いの環境(フォント)によって表示が異なる恐れがあります。

漢字

編集
󠄀
󠄄

字源

編集
  • 構形本義不詳。「」×4+「」からなる。「口」を器物の形とする説があるが、「口」にそのような例はなく(「」「」など参照)、「口」と「犬」に従うところから、本義は犬のような獣の鳴き声を表す表語文字と考えられる。「うつわ」の意は仮借
  • 会意。一説には「口」は容器を表す。説文解字は、犬が容器を守る様と解釈、他に、犬は「様々な」を意味するとも(藤堂)、神に捧げる犬を、祭文を入れた容器(サイ)が囲む様とも(白川)。
金文 金文 小篆 流伝の古文字
西周 春秋時代 説文
(漢)
《六書通》
(明)

意義

編集

日本語

編集

中国語

編集

朝鮮語

編集

ベトナム語

編集

文字情報

編集
U+5668, 器
CJK 統合漢字-5668

[U+5667]
CJK統合漢字
[U+5669]

U+FA38, 器
CJK 互換漢字-FA38

[U+FA37]
CJK互換漢字
[U+FA39]
文字コード (文字集合規格)
-
  • KS X 1001: 0x506F
漢点字 六点漢字
字典掲載
康熙字典 210ページ, 2文字目
諸橋大漢和辞典 (修訂第2版) 4349'/4376
新潮日本語漢字辞典 (2008) 1682/1683
角川大字源 (1992) 1352/1387
講談社新大字典 (1993) 2273/2332/3027/9692
大漢語林 (1992) 1613/1614
三星漢韓大辞典 (1988) 432ページ, 26文字目
漢語大字典 (1986-1989) 1巻, 690ページ, 7文字目