合從連衡 および 合从连衡 も参照。

日本語

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成句

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(がっしょうれんこう)

  1. (歴史)中国の戦国時代における、縦横家蘇秦の唱えた「合従」策と、同じく縦横家である張儀が唱えた「連衡」策。
    • それ故に一朝利害の標準の変るに従い、旧き会盟を破って新しき会盟を結び、新しき与国の力を借りて旧き与国を伐つくらいの事は何でも無かった。これが即ち流れて後の戦国時代の露骨なる、単に攻伐を目的とする合従連衡の素地を成したものである。(大隈重信 『永久平和の先決問題』)
  2. 転じて、外交における他国との同盟策。
  3. (比喩)多数の当事者間において、目的を達成するための協力関係及びその操作。

由来

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  • 『戦国策』『史記』における、縦横家、蘇秦・張儀の逸話から。「合従」の「従」は「たて」で、南北の国の連なり(秦に対して南北の国が同盟し対抗する)を指し、「連衡」の「衡」は「よこ」で東西の国の連なり(秦が東西各国と同盟を結び合従の連合を分断する)を指す。

関連語

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