哀哀

日本語

副詞・形容動詞

哀哀 (あいあい)

1. 深く悲しむさま。悲しみ憐れむさま。
   • あれは何だ。詩ではない。浄瑠璃（じょうるり）でもない。相生町の屋敷でよく聞いた琵琶の歌に似て、悲壮にして、なお哀哀たる余韻（よいん）の残るものがある。――中里介山 (1925年). “図書カード：大菩薩峠 流転の巻”. 青空文庫. 2023年7月4日閲覧。

活用と結合例

哀哀 形容動詞活用表（日本語の活用）

タルト活用
語幹	未然形	連用形	終止形	連体形	仮定形	命令形
哀哀	(無し)	と	(無し)	たる	(無し)	(無し)

各活用形の基礎的な結合例

意味	語形	結合
自動詞化	哀哀とする	連用形 + する
名詞化	哀哀たること	連体形 + こと

成句

• 哀哀たる父母我を生みて苦労せり