守株待兔 も参照。

日本語

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成句

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   (しゅしゅたいと)

  1. たなぼた期待すること。偶然成功体験に執着して、新たな行動ができず、結果として何も得られないこと。株を守りて兎を待つ

由来

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  • 韓非子・五蠹』
  • (白文)
    宋人有耕田者。田中有株。兎走触株、折頸而死。因釋其耒而守株、冀復得兎。兎不可復得、而身為宋国笑。今欲以先王之政、治當世之民、皆守株之類也。
  • (現代語訳)
    宋の国の農民が畑を耕していた時のことである、畑にあった切り株に、駆けてきた兎が触れ、転んで首の骨を折って死んだ。これを見て、農民は耒(すき)を置いて(畑を耕すのを止めて)、株を見守って、また、兎が飛び込んでくることを待った。兎を2度と得ることはなく、国中の笑いものとなった。今、古の王の為政法をもって、現在の民を治めようとするのは、全くこの「株を守る」類のことである。
  • (解説)
    「宋」は (wp)遺民が封ぜられた国であり、夏の遺民が封ぜられた (wp)同様(「杞憂」参照)、周代後期以降、時代遅れの風習を有する国とのステレオタイプのイメージがあり、このような例の引き合いに出された。また、「欲以先王之政治當世之民」は、周公旦の政治を理想とする儒教に対する批判と解されている。

関連語

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類義語

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