当座
日本語
編集名詞
編集- 一時。しばらくの間。頃。
- 来た当座は、起きれば湯、飯がすんで湯、読み疲れたと言っては湯。こんな風にして、寝しなに這入る湯まで、日に幾度這入ったか知れない。(折口信夫「山の湯雑記」)
- さしあたり。当面。とりあえずの期間。
- 当座をしのぐ。
- 即座。すぐ。
- 当座の知恵
- その席。
- 業平は自然に対して驚くばかり無感激であつた。其叙景の歌とても、宴遊の即景に祝言を託する様なものか、人の意表に出る様な誇張や、言ひ廻しで、興趣の嵐を起して、当座の人の心を捲き込んで行くと言ふ風なものであつた。(折口信夫「短歌本質成立の時代 万葉集以後の歌風の見わたし」)
関連語
編集中国語
編集形容詞
編集- その場の。