恷
日本人名に用いられる。「烋」の異体字としての用例か。
JIS X 0208収録文字であり、第四次規格(1997)の調査によれば、1973年時点での日本生命収容人名漢字を典拠として採用されている[1]。調査時点で原典が存在せず用例が確認できないが、NTTの電話帳データベースには「恷志(やすし・よしゆき)」「恷三(きゅうぞう)」などの用例がある[2]。
- ↑ JIS X 0208:1997 『7ビット及び8ビットの2バイト情報交換用符号化漢字集合』 日本規格協会、1997年、p.292。
- ↑ 笹原宏之 『国字の位相と展開』 三省堂、2007年