「憎まれっ子世にはばかる」の版間の差分

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'''{{おくりがな3|憎|にく|まれっ|子|こ||にくまれっこ}}{{ふりがな|世|よ}}に[[はばかる]]'''(「{{おくりがな2|憚|はばか|る|はばかる}}」)
#他人に嫌われるくらいの人の方が、世に出た後に、[[幅をきかせる]]ことができるものである。
#:*「でどうなの、アクシーニヤ……あの……」と、彼女の前に立って歩きながら、若いおかみさんが言った、――「お前さんの子は生きてるかい?」「生きとりますよ、おかみさん、生きとりますよ――どうして中々! '''憎まれっ子、世にはばかる'''って、この事でございますよ。」「いったい誰の{{ふりがな|胤|たね}}なのさ?」「いえなに! つまりまあ、[[ててなしご|父なし児]]でございますよ――こうして大勢の男衆にまじっていますもんで――父なし児でございますよ。」([[w:ニコライ・レスコフ|ニコライ・レスコフ]] [[w:神西清|神西清]]訳『ムツェンスク郡のマクベス夫人』)
#まるで、親に憎まれているかのように甘やかされずに育った人の方が、世に出た後に、しっかりと[[幅をきかせる]]ことができるものである。([[w:幸田露伴|幸田露伴]]『東西伊呂波短歌評釈』における解釈)
===={{usage}}====