憎まれっ子世にはばかる

日本語編集

成句編集

にくまれっはばかる(「はばかる」)

  1. 他人に嫌われるくらいの人の方が、世に出た後に、幅をきかせることができるものである。
    • 「でどうなの、アクシーニヤ……あの……」と、彼女の前に立って歩きながら、若いおかみさんが言った、――「お前さんの子は生きてるかい?」「生きとりますよ、おかみさん、生きとりますよ――どうして中々! 憎まれっ子、世にはばかるって、この事でございますよ。」「いったい誰のたねなのさ?」「いえなに! つまりまあ、父なし児でございますよ――こうして大勢の男衆にまじっていますもんで――父なし児でございますよ。」(ニコライ・レスコフ 神西清訳『ムツェンスク郡のマクベス夫人』)
  2. まるで、親に憎まれているかのように甘やかされずに育った人の方が、世に出た後に、しっかりと幅をきかせることができるものである。(幸田露伴『東西伊呂波短歌評釈』における解釈)

用法編集

参照編集