理屈
日本語
編集別表記
編集- 本来は「理窟」であるが、「理屈」も昔から使用されていた。「同音の漢字による書きかえ」には、「理窟」の書きかえとして「理屈」が記載されている。
名詞
編集理 屈(りくつ 「理窟」の「同音の漢字による書きかえ」)
- 筋の通った論理。道理。
- 理屈に合う
- 「(略)憚りながら、それは役者というものをご存じのないおかんがえ、小鰭の鮨売の型をとるためなら決して、じぶんで鮨売などにはなりません。鮨売の後からついて歩いて、声の調子やメリハリの細かい勘どころを仔細に見とりいたします。じぶんが鮨売になったのではそういう見とりは出来ません。(略)」/顎十郎はうなずいて、/「(略)……なるほど、こいつは理屈だ。型をとるのにじぶんが鮨屋になるやつはない。もっとも過ぎておかしなくらい。(略)」(久生十蘭『顎十郎捕物帳 小鰭の鮨』)
- 無理にこじつけた論理。論理だけに偏り、現実に合わない口実・説明。屁理屈。
- 理屈をこねる
- 理屈を付ける
リ↗クツ