疼 痛 (とうつう)
- 痛みの漢語的表現。医学用語としても使われる。
- 左の脚の筋が痙攣って、股と膝との関節に烈しい疼痛を覚えた。(加能作次郎『世の中へ』)
- 又、脳膜炎に罹(かか)って意識を失い、疼痛だけを激烈に感ずるらしい患者などは、万が一にすらも恢復する見込は無いのですから、一刻も早く安らかに死なせてやるのが、人道上正しいのでありますまいか。(小酒井不木『安死術』)
- ずきずきする痛み。うずくような痛み。
- (東京式) とーつう [tòótsúú] (平板型 – [0])
- IPA(?): [to̞ːt͡sɨᵝː]