真砂土
日本語
編集名詞
編集- (地質学)花崗岩などが風化することによってできた砂質土。マサ土とも。園芸用や化粧壁の材料に用いられる。
- 刻下の埋立を為すには只其地区の安全を保つに足るを度とし、基礎は捨石法により其上に控二尺五寸の間知石を真砂土混凝土にて練積するものとす。(神戸市史 別録二)〔1923年〕
- 原土は同村産粘土及び同郡静間村の眞砂土によった。(陶器全集刊行会『陶器大辭典』1934年、205ページ)〔1934年〕
- 海底は暗い、灰色の真砂土、ところどころに流れて来たのだろう拳大や頭大の砂礫が横わっているなだらかな丘陵だ (大阪毎日新聞 1937.2.5(昭和12)「魚住まぬ楽園!鏡にうつる海草はまるで珊瑚 闇に灰色の真砂土 豆潜水艇で関門の海底を探る」)〔1937年〕
- そうして荒れるままになつて松が生えておつたのが、而も二十年生の松を伐つてしまつて、而も真砂土であるために木が生えない。灌木が生えない。それがためにちよつと雨が降れば水が水源地に上つて来るという、そういうような地帶がある。(山田節男、参議院会議録情報 第010回国会 予算委員会 第7号)〔1951年〕
- 東京アクセント
- ま↗さつち