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名詞

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(ほうきん)

  1. すずをおよそ10%含む合金鋳造しやすく、昔は大砲砲身に標準的に使われていた。ガンメタル
    • 折角勢い込んでいたT君は「もう戦時態勢にはいったのだから、そういう研究は止めて、砲金の熱伝導度の測定を始めてくれ」ということで、急に金属物理学の助手に早変りすることになった。(中谷宇吉郎「原子爆弾雑話」)〔1945年〕[1]
    • 壁は堅いピカピカの鋼管のようだ。砲金で作っても、こうはうまくいかないだろう。(フレッド・M・ホワイト「幽霊島」)〔奥増夫訳2018年〕[2]

翻訳

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  1. 青空文庫(2013年1月4日作成)(底本:「中谷宇吉郎随筆集」岩波文庫、岩波書店、2011年1月6日第26刷)https://www.aozora.gr.jp/cards/001569/files/53227_49834.html 2019年12月8日参照。
  2. 青空文庫(2018年12月27日作成、CC BY 2.1 JP公開)(底本:The Island of Shadows. Published as a serial in: Illustrated Chips, London, England, 2 April to 9 July, 1892)https://www.aozora.gr.jp/cards/002043/files/59483_66786.html 2019年12月8日参照。