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臥薪嘗胆
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目次
1
日本語
1.1
成句
1.1.1
出典
1.1.2
翻訳
日本語
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フリー百科事典
ウィキペディア
に 「
臥薪嘗胆
」の記事があります。
成句
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臥
薪
嘗
(
甞
)
胆
(がしんしょうたん)
悔しさを堪えて再起を期すること、薪に臥し胆を嘗める。
日清
戦争
後の
流行語
となった。これは、
当時
、
勝利
したにもかかわらず三国
干渉
により、遼東
半島
を手放さなければならず、日本政府や
マスコミ
が、「臥薪嘗胆」を合言葉に国威発揚を行ったことによる。
主人はこの
鄭重
なる書面を、
冷淡
に丸めてぽんと屑籠の中へ抛り込んだ。せっかくの針作君の九拝も
臥薪甞胆
も何の役にも立たなかったのは気の毒である。(
夏目漱石
『
吾輩は猫である
』)
出典
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春秋時代
末期、
呉
王夫差(ふさ)が、硬い薪の上に寝て、父の
仇
である
越
の恨みを忘れないようにし、越王勾践(こうせん)を破った。策略により許された勾践は、苦い熊の肝を嘗め恨みを忘れないようにし、遂には夫差を破るに至った故事による。「嘗胆」については
史記
に記述があるが、臥薪について、夫差のエピソードとされたのはかなり時代が下り、さらに「臥薪嘗胆」と連なった形では、
宋
代以降であり、
十八史略
等に見られる。日本の国語辞典等でこの形での出典を史記とするのは誤り。
翻訳
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中国語:(簡体字)
卧薪尝胆
/
臥薪嚐膽
(wò xīn cháng dǎn)