漢字

字源

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意義

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  1. こすこえる
  2. 地名、国名又は王朝名
    1. エツ)中国、ベトナム
      1. 古代中国において、揚子江以南の地域名及びその地域に居住した非漢民族系の民族。
      2. 上記地域に成立した王朝名。複数のものがあり、戦国時代三国時代のものが有名。
      3. 上記民族を祖とするとされる民族。ベトナム民族。
    2. エツこし)日本の地名。
      1. 古代日本において、日本海側、現在の福井県近辺から山形県南部にかけ存在した国「こし」にこの字を当てたもの。
      2. 同地域の呼び名。
      3. 新潟県の雅語的表現。

語源

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  1. 龔煌城 「The System of Finals in Proto-Sino-Tibetan」 『漢蔵語研究論文集』 北京大学出版社、2002年、107頁。
    James Matisoff, Handbook of Proto-Tibeto-Burman, University of California Press, 2003, p. 335.

日本語

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常用漢字

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固有名詞

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#意義参照

  1. エツ)中国南部の地名。
  2. こし、エツ)本州日本海側の地名

造語成分・略称

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越南の第1字)

  1. ベトナムを意味する語を作る。

熟語

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中国語

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*

固有名詞

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  1. 周代の王朝名。
  2. 浙江省の別称。

人名

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  1. 中国人ののひとつ。百家姓第366位。

熟語

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朝鮮語

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*

熟語

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ベトナム語

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*


文字情報

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U+8D8A, 越
CJK 統合漢字-8D8A

[U+8D89]
CJK統合漢字
[U+8D8B]
文字コード (文字集合規格)
-
  • KS X 1001: 0x6A46


漢点字 六点漢字
字典掲載
康熙字典 1216ページ, 28文字目
諸橋大漢和辞典 (修訂第2版) 37110
新潮日本語漢字辞典 (2008) 12362
角川大字源 (1992) 9740
講談社新大字典 (1993) 16453
大漢語林 (1992) 11106
三星漢韓大辞典 (1988) 1686ページ, 11文字目
漢語大字典 (1986-1989) 5巻, 3480ページ, 2文字目