日本語

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成句

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豆腐トウフかすがい

  1. 手ごたえがなく、効果がないこと。
    • 対手あいての節の隙間を切って、伸縮みをめつ、緩めつ、声の重味を刎上げて、咽喉のどの呼吸を突崩す。寸法を知らず、間拍子の分らない、まんざら素人は、盲目めくらつんぼで気にはしないが、ちと商売人の端くれで、いささか心得のある対手だと、トンと一つ打たれただけで、もう声が引掛って、節が不状ぶざまに蹴躓く。三味線の間あいも同一おんなじだ。どうです、意気なお方に釣合わぬ……ン、と一ツ刎ねないと、野暮な矢の字が、とうふにかすがい糠に釘でぐしゃりとならあね。(泉鏡花 『歌行燈』)

類義句

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参照

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