日本語

編集

名詞

編集

 おんしつ

  1. 機器楽器発声などによって人為的鳴らされる
    • 私はモラリストとしての自分が、丁度自分の音質や声量にかなった芸術的発声法をつかめなくて日夜喉をためしてその音をきいているような工合でした。(宮本百合子『獄中への手紙』)〔1943年〕[1]
    • その音の写真はどれもみなほとんど同じ音質を示している。イグチが最悪と考えたタッチからでも、最良と考えたタッチの音が出ている。(兼常清佐『音楽界の迷信』)[2]
    • 音楽用って書いてあると音質がいいのだろうと思って、それを期待して買う消費者が多いと思うのですね。(著作権分科会法制問題小委員会)〔2005年〕[3]

類義語

編集

翻訳

編集
  1. 青空文庫(2005年1月4日作成)(底本:「宮本百合子全集 第二十二巻」新日本出版社、1986年3月20日第4刷)http://www.aozora.gr.jp/cards/000311/files/33192_17354.html 2018年3月10日参照。
  2. 青空文庫(2009年4月4日作成)(底本:「音楽と生活 兼常清佐随筆集」岩波文庫、岩波書店、1992年9月16日第1刷)http://www.aozora.gr.jp/cards/001294/files/47164_34802.html 2018年3月10日参照。
  3. 文化庁長官官房著作権課『著作権分科会 法制問題小委員会(第5回)議事録』(文部科学省ホームページ) http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/bunka/gijiroku/013/05070401.htm 2018年3月10日参照。