gội

ベトナム語

gội (Aglaia spectabilis)

(cây) gội (Aglaia spectabilis)

Aphanamixis polystachya

Aphanamixis polystachya

発音

• IPA(?): /ɣoˑj˨˩/

動詞

gội【澮】

1. （誰かの）髪の毛を洗う。洗髪する。
2. （恩恵に）浴す。

類義語

語義1:〈洗髪する〉

• gội đầu

語義2:〈（恩恵に）浴す〉

• gội ơn

派生語

• tắm gội

成句

• gội gió dầm mưa

名詞

gội【檜】

1. センダン科の高木。軽量で軟らかい木質を建材に利用する。

類義語

• cây gội;（Aglaia gigantea として）gội nếp, gội tía

備考

Génibrel (1898) は cây gội で センダン科の Amoora montana であるとしているが、Plants of the World Online や Catalogue of Life にそのような学名は登録されていない。Richard (1898) は gội のみではセンダン科の何の種か特定されないが、gội nui（あるいは dôn）ならば Amoora montana もしくは Amoora gigantea、gội mu ならば Amoora rohituka、gội duong ならば Amoora cucullata のことを指すとしている。しかしAmoora属に分類されていた種は全て別属に移されており、その分類をめぐってはデータベースによって差異がある。それをまとめると以下のようになる。

分類名	Plants of the World Online	Catalogue of Life	熱帯植物研究会 (1996) における呼称	備考
Amoora gigantea Pierre	Aglaia spectabilis (Miq.) S.S.Jain & S.Bennet	Aphanamixis polystachya (Wall.) R.Parker	ゴイティア（Aglaia gigantea (Pierre) Pellegr. として。ベトナム名 goitia による）	Amoora gigantea と Aglaia gigantea は共に同一の標本に基づくものであるが、ベトナム語による資料としては後者の学名で言及したものがいくつか見られる。熱帯植物研究会 (1996) にはアマリ (wp)（インド名 amari による。学名: Amoora wallichii King）という樹種も掲載されているが、これは Plants of the World Online と Catalogue of Life のいずれにおいても Aglaia spectabilis のシノニムとして扱われている。
Amoora rohituka (Roxb.) Wight & Arn.	Aphanamixis polystachya (Wall.) R.Parker		ハリンハラ (wp)（ヒンディー語名 harin hara による）。ベトナム名は goi noc とされている。	-
Amoora cucullata Roxb.	Aglaia cucullata (Roxb.) Pellegr.		ブカック (wp)（マラヤ名 bekak による）	-

現在ではシノニム扱いとされているものも含め、各種の気乾比重 ^(wp)と用途の解説は以下の通りである。

• ゴイティア: 気乾比重は0.60で柱、内部造作、家具、甲板、カヌー、箱、器具の柄に利用。
• アマリ: 気乾比重は0.77で高級家具、パネル、ボート、装飾箱、建築に利用。
• ハリンハラ: 気乾比重は0.64-0.70で建築、箱、カヌー、彫刻、装飾に利用。
• ブカック: 気乾比重は0.53-0.75で家具、キャビネット ^(wp)、床板、内装、刳形^(wp)、つき板、合板 ^(wp)に利用。

翻訳

アマリ（Aglaia spectabilis）

• ビルマ語: အောက်ချင်းစာနီ ^(my) (ʼokʻkhyaṅʻʺcānī)

ハリンハラ（Aphanamixis polystachya）

• ビルマ語: သစ်နီ ^(my) (sacʻ nī)