かはゆし【映ゆし】
- 恥ずかしい、面映ゆい。
- おのづから、人のさる事やなどいふには、いたく思ふままのことかはゆくもおぼえて、少少をぞ書きて見せし(『右京大夫集』)
- 隣むべきだ。いとおしい。可哀そうだ。愍然だ。
- 上人是を見給ひて、日比は音にこそ聞きつるに、今まのあたり斯るかはゆき事を見る事よとて、落つる涙に墨染の袖白妙にこそ絞りけれ(『源平盛衰記』)
- 山伏是を聞いて、我此人を助けずば、唯今の程に、かはゆき目を見るべしと思ひければ(『太平記』)
- 愛らしい、可愛らしい、可愛い。
- そなたの為には孫ではおぢゃらぬか、母を尋ぬるが、かはゆうはおぢゃらぬか(『狂言記』)
- 小さくて美しい。
基本形 |
語幹 |
未然形 |
連用形 |
終止形 |
連体形 |
已然形 |
命令形 |
活用の種類
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かはゆし
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かはゆ
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(-く)
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-く
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-し
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-き
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-けれ
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○
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ク活用
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-から
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-かり
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○
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-かる
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○
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-かれ
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