くるまや【車屋、俥屋】
- 人力車のサービスを提供する業。
- 吾輩はまず彼がどのくらい無学であるかを試してみようと思って左の問答をして見た。「一体車屋と教師とはどっちがえらいだろう」「車屋の方が強いに極っていらあな。御めえのうちの主人を見ねえ、まるで骨と皮ばかりだぜ」(夏目漱石『吾輩は猫である』)
- 人力車を引く人夫、車夫。
- その人の庭にある池の中に犬の死骸が浮いているから引き上げて頸輪を改ためて見ると、私の家の名前が彫りつけてあったので、知らせに来たというのである。下女は「こちらで埋めておきましょうか」と尋ねた。私はすぐ車夫(くるまや)をやって彼を引き取らせた。(夏目漱石『硝子戸の内』)
- 車を修理したり、売ったりする店
- 車を売る人。
- 自動車を製造する企業に対する諧謔的表現。
- 車を売る店
- 車を売る人