日本語

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名詞

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むらさき

 
むらさき色
  1. (植物, 秋の季語) シソ目ムラサキ科の多年草。その根から染料をとる草本植物の一種。古来より日本において、染料の原料として栽培されてきた。
  2. () 色の一つ。中間色。語義1の植物より採取し、古くは貴重だったため、高貴な色とされている。
    • 自分は大変心細くなった。いつ陸へ上がれる事か分らない。そうしてどこへ行くのだか知れない。ただ黒い煙を吐いて波を切って行く事だけはたしかである。その波はすこぶる広いものであった。際限もなく蒼く見える。時にはにもなった。ただ船の動く周囲だけはいつでも真白に泡を吹いていた。自分は大変心細かった。こんな船にいるよりいっそ身を投げて死んでしまおうかと思った。(夏目漱石 『夢十夜』)
  3. (食品) すし屋などにおける符牒醤油のこと。
  4. (女房詞) (鰯の肉が紫色であることから)

翻訳

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植物
紫色
醤油
醤油 — 「醤油#翻訳」を参照のこと