下 克 上 (げこくじょう 「下剋上」の「同音の漢字による書きかえ」)
- 身分の低い者が高い者を倒して権力を手にすること。
- 世の中を一時に暗黒にして了はうといふ程の時代を直接に見て感じた下剋上であるから、それは單に足利の下に細川、細川の下に三好といふ風に順々に下の者が跋扈して行くといふやうな、そんな生温いことを考へて居つたのではありませぬ。最下級の者があらゆる古來の秩序を破壞する、もつと烈しい現象を、もつと/\深刻に考へて下剋上と言つたのであるが、此の事に限らず、日本の歴史家は深刻な事を平凡に解釋することが歴史家の職務であるやうに考へてゐるやうです(笑聲起る)。(内藤湖南 『應仁の亂に就て』)
- 大富豪/大貧民における追加ルールの一つ。このルールを適用すると、最も階級の低い競技者(通常は大貧民)が最も早く上がった際、そこでそのゲームを終了し次のゲームを全員の階級を入れ替えて続ける。具体的には、大富豪は大貧民に、大貧民は大富豪に、富豪は貧民に、貧民は富豪になる。