延焼とは、よく謂われる炎上を、さらに細分化した筆者の造語である。

好例として、Bottyann申請事件に言及せねばなるまい。この事件では、まず対応の遅滞に業を煮やしたMysteryPediaが編集室にて諫言するが、これを確認した上でなおもWhymがこちらを嘲笑するような行動を取ったため、彼らの運営の実態を暴くため急遽、編纂された資料が、いわゆる今日の「ウィクショナリー史稿」の原形となった。以来、この史料は継続して編纂が続けられている。

すなわち、Bottyann申請事件がなければ、ウィクショナリー史稿は存在しなかったと言え、自分達の怠惰さが甚だ対処の面倒な機構を産み出したのだと言える。