千万 (せんまん 又は ちよろず)
- 数のあまた多い様。
- 日本の民主化が如何に重大であるか、千万の言葉にまさる重さを理解しなければならない。(宮本百合子 『逆立ちの公・私』)
千万(せんばん)
- 多く形容動詞の語幹に後置して、「ひどく~な」「~であることこの上ない」という口語表現の形容動詞を形成する。
- 屋根にかぼちゃが生るようだから、豆腐屋が馬車なんかへ乗るんだ。不都合千万だよ。(夏目漱石『二百十日』)
- 公平に見て、会社側のいい分には、たしかにもっとも千万のところがある。(坂口安吾『不思議な機構』)
千 万( (繁): 千萬 )
- 全く、
千万要来!- qiānwàn yào lái
- 何があっても来るように!
- (否定表現を強調して)絶対~ない。
千万別这么说!- qiānwàn bié zhème shuō
- もうそんなしゃべり方をするな!