日本語

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成句

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(しじゅうはったか)

  1. あらゆる種類の鷹。
    • とびふくろう木兎みゝつく鵙も郭公も鷲も四十八鷹しじふはちたかうちなり――松葉軒東井『譬喩尽』第1巻、高羽五郎〈国語学資料・第10輯〉、1952年9月、225頁。
  2. 必要人々すっかり揃っていること。
    • 四十八鷹 諸役人揃ひたるを四十八鷹そろひてなと云鷹の種類四十八種ありと云――増補 俚言集覧村田了阿編輯、井上頼圀近藤瓶城増補、皇典講究所印刷部、1899年11月、263頁。
    • 近来ちかごろ芝居しばゐに其名高き。のし松弥七藤吉をはじめとして。四十八たかの三芝居。人数にんぞはあげてかぞへがたし。――「客者評判記」『四大奇書』下、大橋新太郎編輯、博文館編輯局校訂、博文館、1896年6月、630頁。

語源

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  • 鷹の種類が48種類あると言われるところから。

固有名詞

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  1. 歌舞伎。『傾城けいせい四十八鷹』。
  2. 錦絵。『生写いきうつし四十八鷹』。

参考

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  • 『故事ことわざ辞典』鈴木棠三広田栄太郎編、東京堂、1956年11月、419頁。
  • 『故事・俗信 ことわざ大辞典』尚学図書編集、小学館、1982年2月、527頁。